MIMAチャレンジプロジェクト

活動報告Acivity Report

2018.2.14 UP

活動報告

『スタディツアー』を開催しました!

この度、2018年2月9日(金)~2月10日(土)の1泊2日で、徳島県美馬市にて『スタディツアー』を開催いたしました。

今回はその開催報告をさせていただきます。
本ツアーは、下記のプログラムで行いました。

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2月9日(金)
16:30     うだつの町並み「森邸」集合
16:45~17:15  宿舎到着・チェックイン「マツカホテル」
17:30~18:30  開会 森邸紹介
18:30~21:00  地元事業者を交えた懇親会「森邸」
21:00頃    ホテル送迎 解散・宿泊 ※朝食付き

2月10日(土)
8:30      ホテルロビー集合
8:45~10:30  セミナー及びテレワーク体験「森邸」
10:30~13:00  森邸DIY
13:15~14:15  昼食「SAIRAI」
14:20~16:20  うだつ街並み紹介(散策)
16:30      閉会 解散

◇セミナー次第
1.スケジュール説明   ナカガワ・アド株式会社 篠原誠 氏
2.内 容        8:45〜8:50  開会挨拶
                    美馬市役所 美来創生局 プロジェクト推進課 課長 西岡英樹 氏
            8:50〜8:55  趣旨説明 G&Cコンサルティング株式会社 片岡久議
            8:55〜9:10  事例① 2拠点ワークの現状 フナトト:田村圭介 氏
            9:10〜9:20  質疑応答
            9:20〜9:35  事例② 三好市テレワークの現状 有限会社データプロ:澤野由佳 氏
            9:35~9:45  質疑応答
            9:45〜10:30  テレビ中継(G&Cコンサルティング株式会社 木村航)
                    Wifiに繋いでアンケート記入
            10:30     閉会

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「美馬市のサテライトオフィス・テレワークの普及に向けて」
今回のスタディツアーは、サテライトオフィスやテレワークの分野で全国でも先進的な取り組みを進めておられる徳島県美馬市から委託を受け開催いたしました。

昨年、8月に横浜で開催された地方創生イベントでのブース出展をはじめ、美馬市におけるテレワークの魅力発信やセミナー開催などによって、美馬市でのテレワークを検討いただいている企業の皆様を対象に、実際に美馬市までお越しいただき、テレワークを体験していただきました。
当日は都市部のベンチャー企業や飲食経営者など8名の方にご参加いただきました。

【ツアー初日】
初日は行政の方から美馬市のご紹介をしていただき、その後弊社からテレワーク拠点である「森邸」のご紹介をいたしました。
美馬市やうだつの町並み、森邸の活用状況を知っていただいた後、地元事業者との交流会を行いました。
地元事業者には美馬市でテレワークを行っているベンチャー企業や飲食経営されている方、地域おこし協力隊の方々など13名にご参加いただき、美馬市での取り組みのお話など都市部事業者の方々とも様々な意見交換をされておりました。リラックスした雰囲気の中、美馬市での活動紹介でお話しきれなかった部分での具体的なご相談をいただいたり、参加者様間の交流などが行われました。


【ツアー二日目】
①セミナー及びテレワーク体験
二日目は美馬市へサテライト進出やテレワークを行うことでもたらされるメリットや、先駆けてそれらを導入し現地で地元企業と連携しながらご活躍されている企業の成功事例、実際に美馬市でテレワークを行っている企業からの赤裸々な体験談などをご紹介させていただきました。
また、弊社の奈良県五條市のサテライトで勤務している木村と、美馬市のサテライトオフィス「森邸」をテレビ電話で繋ぎ、木村が運営している株式会社GOJOチャレンジの紹介をはじめ、テレワークを行うメリットやデメリットなどについてお話させていただきました。
参加者からは、「緊急事態が起きた時にはどのように対応するのか」といった質問も投げられ、「どれくらいの緊急性があるかにもよるが、電話にて相談、メールにて相談というのをすぐに行うようにしている。」と日ごろからこのように社内で連絡が取り合えているということをテレビ電話を通じてお伝えできたのではないかと感じております。

実際、東京都・奈良県(五條市)・徳島県(美馬市)の3拠点で活動している我々は上記にもあるように、主に電話、メール、その他SNSでやり取りを行っております。
確かに、離れていることで文字による言葉の伝え方の難しさはありますが、これも相手の気持ちや立場に立って考えることがいかに大事かということを改めて知ることができていると感じています。また、密にコミュニケーションを取ることで離れていても業務を行えるということ、現地での責任の大きさも日々感じることができ、自分自身の成長にも繋がっていると実感しているところです。



②森邸DIY作業
セミナー後は森邸内でDIYを参加者の皆様にご協力いただき、第二期工事で改修した部分の総仕上げをお手伝いいただきました。参加された事業者の皆様と力を合わせて森邸の新スペースを作り上げることができ、我々としても、都市部でご活躍されている皆さんを身近に感じることができ嬉しく思います。作り上げた商品にはお一人ずつ名前を刻んでいただきましたので、皆様の一つの思い出として徳島県美馬市にある「森邸」を思い出していただければ幸いです。





③うだつの町並み周辺散策
午後からはうだつの町並みを見学いただき、セミナーでお話いただきました田村さんが経営するフナトトをご覧いただいたり、同じく田村さんが関わりを持たれている「西條邸」(コワーキング施設)を案内いただいたりと、森邸以外にも美馬市うだつの町並み周辺のテレワーク環境をご紹介できたのではないかと感じております。
その他、徳島県や美馬市ならではの「藍染」や「竹細工」、「和傘」の工房も見学いただき、美馬市の特産品をご紹介いたしました。藍は東京オリンピックのエンブレムの色でもありますのでこの機会に徳島県の特産品であるということを知っていただければ幸いです。





【スタディツアーを開催して感じたこと】
ベンチャー企業に携わる若手事業者様、競合の多い都市部を拠点に活動をされている飲食経営者様、多角的な働き方や地方創生に興味を持つ方々など、若い方からベテランの方まで幅広い職種の方々にご参加いただきましたが、やはり新たなものを自社にとってメリットのある形を模索して取り入れていこうとされる「熱」を感じることができました。

ツアー参加者の方からは、サテライトオフィスは国内外問わず、色々な場所で展開されており、
なぜ「その場所を選ぶのか」という明確な理由を相手に与えないと人を増やすことは出来ない、という点をご指摘いただき、我々もなぜ美馬市なのかという点を改めて考えるようになりました。
やはり、美馬市の場合は全国でも特に通信設備が整っているということをはじめ、民間企業と自治体の連携が強いということ、地域の方や地元企業の方々の地域活性の想いが熱いということが一番の強みでないかと感じます。
何かをやろうと思った時に一人でやるのではなく、今回のスタディツアーのように自治体や既存の事業者の方々と関係を築く機会を設け、受け皿を作っておくことでその地で事業を根付かせることに繋がるのではないかと考えています。

弊社では、この度第二期工事の完了した森邸を拠点としつつ、弊社の現地常駐人員も活用し、テレワーク環境の整備はもとより、都市部企業と地元企業等との連携ビジネス創出や都市部企業の新規創業支援、都市部企業の個別ニーズに沿った現地の情報収集等を今後も実施して参ります。
いずれは「社会課題を解決する」というビジネスの本質を捉えた事業を自立展開させ、持続性と地域貢献を両立させた民間主導の地方創生を目指しつつ、地域課題解決のプロジェクトが美馬市において自然発生的に生まれていくプラットフォームづくりを目指したいと考えております。是非この記事をご覧いただいている皆様にもご関心を持っていただければ幸いです。

私たちも企業の地方進出による成功事例を数多く生み出すお手伝いをしていくことで、地方に新たな事業展開もたらし、少しでも地域活性に繋げることができれば、本当に嬉しく思います。

最後となりましたが、本ツアーにご参加いただきました都市部事業者の皆様、そして地元事業者の皆様、行政の皆様には多大なるご協力を賜り、無事スタディツアーを開催できましたこと心より御礼申し上げます。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

【お問い合わせ先】
G&Cコンサルティング株式会社 美馬オフィス
担当:堂面
TEL:0883-52-1577
メール:domen@gc-consulting.jp

その他の活動報告
2017.11.16 UP
活動報告
美馬頒布会が徳島新聞に掲載されました!
昨日、11月15日(水)発行の徳島新聞に、弊社が取り扱っている美馬市の特産品を皆様にお届けする「頒布会」が掲載されました。 美馬市のおいしいものをより多くの人に食べて欲しいという想いから、この美馬市の